芝居と出逢って人生が180°変わった私の話



私がお芝居に出会った話を

勝手に1人で語りたい!と思ったので

ブログ始めてみました。



そんな大した話でもないので

暇で暇で仕方ない時に読んでください笑




お芝居を認識したのは


いつなのか正直全く記憶にありません笑


でも幼い頃から文章に感情を乗せて読む事が好きでした。


そして小学5年生の時。


クラスメイトの作文で私は


「芝居」に出会いました。


その作文は「将来の夢」。


彼女の夢は「声優」になる事。


ナレーションのお仕事がしたい。と綴っていました。


その夢の為に今している事は


「小説やマンガを音読する事」。


その話を聞いた時、


私は「何それ楽しそう!」


と純粋に思いました。






家に帰って直ぐに手近にあったマンガで


音読を始めました。


音読をしていて、


「私がやりたかった事はこれだ!!!!」


と断言できるくらい自分の中に


すとんと落ちてきました。





そしてそんな時、出会ったのが


「好きです鈴木くん!!(池山田剛,小学館 2008-2012)」


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(私の小中学時代のバイブル笑)




お芝居をしているサヤカちゃんに


めちゃくちゃ惹かれました。


自分自身がとても嫌いだった私は


「自分ではない自分でいられる」


という事にとてつもない魅力を感じました。





中学に入ったら演劇部に入るんだ!


と心に決めて中学に入学しましたが


当時外部で習い事をしていた私は


母親に


「運動部に入らなかったら辞めさせる」


という脅迫を受け笑


泣く泣く運動部に入部。


(人間関係が上手くいかなくて運動部途中退部したけど)



演劇部入部を諦めた私は中学を卒業するまで


「好きです鈴木くん!!」を


音読し続けました。





そして高校に入学。


祖母叔母と同じ高校に行きたくて


ただその一心で高校に入学しました。



演劇の強豪校とも知らず。

(今後の伏線とかではないです。ほんと特にこの言葉になんの意味もないです笑)







入学してからというもの、


演劇部に入る!と決めていたけれど、


なかなか体験入部に行けない私。


なんせ友達がいないからね!!!


怖い!!


演劇部の先輩もテンション高めで怖い。


クラスメイトに


入学してすぐ演劇部に入部し


すぐ先輩と仲良くなった子がいて、


怖い!!!!と思いました。


(実際は全然怖くないですほんと。ただのハイテンションオバケです。)


その後、色々あり(そんな長ったらしく書けないもんね!)


超絶臆病な私は一大決心をして演劇部に入部しました。



そして私はここで


演ずる事の楽しさを知りました。





演劇部同期は私含め7人。



結論から言うと誰一人欠ける事なく


3年間を終えました。



演技に関して、


自分達でいうのも何ですが


「演技力の高い学年」でした。









ただ、大会に運がない学年でもありました。




大会に運がなかった故にぶつかる事も


多々ありました。


でも、私はこの7人が好きでした。


この7人でお芝居してるのが


人生で一番楽しかった。



一番恥ずかしい思いをしたのも演劇部。


一番悲しい思いをしたのも演劇部。


一番テンションが高かったのも演劇部。



私の人生の全て。



演ずる事が楽しい!!!!


と思わせてくれた先輩や先生。


同期と後輩。






1人で芝居をする、事も楽しかった。


でも沢山人がいてこそ楽しい。





そして私は演劇を、芝居をもっとやりたい。


と思うきっかけになった作品に一気に出会いました。



大竹しのぶさんの一人芝居


「売り言葉」(シスカンパニー,野田秀樹演出,2002)


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顧問の先生が映像を持ってきてくれて、


この作品を見ました。


終始鳥肌が止まりませんでした。


1人で何役も演じ、1人で芝居をなり立てる。


うわぁ!!!!って頭を殴られたような感覚


に襲われました。


しのぶさんみたいなお芝居がしたい。


と闘争心のようなものがふつふつと。



今でもこの舞台のあるシーンの台詞は覚えています。



そして、



「永遠の0」

(原作百田尚樹,監督山崎貴,2013)

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ラストシーンの目の芝居。


井上真央ちゃんのセリフのない芝居。


衝撃的でした。


言葉ではなく、心に響く芝居。


生涯忘れられない作品です。







そして、私は彼女に出逢います。








黒木華」ちゃん。


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今でも愛して止まない黒木さん。


しなやかで柔らかな動き、


台詞の1つ1つに愛がある。



よく「運命の人には16歳までに出逢ってる」


と聞きますが、


私は黒木さんこそ


私の運命の人だと思っています。




(黒木さんについてはまた追々語らせてもらいましょうか)




この

演劇部、

大竹しのぶさん、

永遠の0、

黒木華さん


との出会いによって


私の人生は180°変わり


芝居なしでは語れない人生


になりました。





この出会いで


私は様々な役と出会い、共に生きました。



村娘から奥さん、兵士から先生。



様々な人生を生きさせてもらいました。



とにかく演ずる事が大好きで


高校を卒業したら、


演劇を学ぼうと思っていたくらい。



ただ、言い訳になるかもしれないけど


家庭の事情からそれは叶わず。


私は地元の短大に通い、地元に就職。







短大では、少し演劇から離れて、


授業とバイトに追われる日々でした。



しかし、どこからか


私が元演劇部だと聞きつけた


演劇サークルの子が


「卒業公演の助っ人来て!!!!!」


と。



そんなこんなで(?)私は先輩方の


卒業公演に助っ人として乱入。



(私が貰ったどの役も頭おかしすぎて乱入が一番しっくりくる)


そしてそのまま演劇サークルに残留。




短大でまたお芝居に触れた事によって、


やっぱりお芝居するのって楽しい。


プロの舞台に立ちたい!


と思うと同時に


どうしても自分の外見に自身が持てない。




理由は(中学時代の諸々は端折りましたが)


実は男子から壮絶ないじめを受けていた事が


一番大きな根元。



(暴力ではなく言葉のいじめ)



私は今でもこの頃に受けた傷と


闘っています。




いつかこの傷との闘いに終止符が打てたら


またお芝居を始めようと思います。





その為に、お芝居の勉強だ!


と始めた観劇。



それがいつしかただのオタクに。笑


観劇オタクになった事で



人生が楽しくなった。


人生の見方が変わった。


視野が広がった。



そして、演ずる事を知ったお陰で


私の性格は180°変わり


驚く程明るくなりました。


私は今でも演ずる事を忘れていません。



私は今、


理想の私になる為に


「理想の私」を


演じ続けています。


(自分を偽ってる訳ではなく、


良い意味で)



お芝居は私の人生の全てです。


お芝居がなければ私はきっと存在しないでしょう。





そんな私の人生のお話でした。









ぐだぐだな文章。笑

ただの私の半生になってしまった。



こんなぐだぐだな話を


最後まで読んで下さり


ありがとうございました。


いつか華ちゃんに関して書きます。



おわり。