ミス・サイゴンを観劇して

 

 

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誰しも愛する感情が存在していて、

どんな状況下でも何かを愛する事ができる。

愛する事で前に進む事ができるんだと、

ミスサイゴンを観て感じた。

 

 

ベトナム戦争末期、キムとクリスは出逢う。

惹きつけられるように出逢った。

きっと、出逢う運命だった。

きっと戦争があったから出逢えた2人だった。

でも戦争がなかったら幸せになれていた2人だった。

 

きっとミスサイゴンを観た人なら2人の幸せを願ってしまうんだろう。

結ばれて欲しかった。

心の底からそう思う。

 

全て、戦争のせい。

何もかも戦争のせい。

キムがエンジニアに拾われたのも

キムとクリスが出逢ったのも

キムがクリスの子供を産んだのも

クリスが帰国後エレンと結婚したのも

あの結末になってしまったのも

全部全部、戦争のせい。

 

きっとキムは戦争があったからこそ

クリスに出会えて幸せだったのかもしれない。

 

それでも私は全て戦争のせいだと思ってしまう。

 

だって、キムは亡くなってしまったんだから。

キムを亡くして、クリスはこれからどう生きていくのだろう。

エレンはそんなクリスと共にどう生きていくのだろう。

 

クリスに貰った銃で、

クリス達が近くにいるのを知りながら

あえてあの場で銃を使ったのは

彼女の最初で最後のワガママなんだろうなと感じた。

 

クリスは、キムを愛した過去を実感できず、夢の中で愛した彼女を夢のように想った。クリスは、夢の中で愛した彼女を夢のように愛し続けられず、目の前に実体としているずっと支えてくれているエレンを愛した。

 

キムは、クリスを愛したと感じる事ができるタムがいた。だからキムはクリスを愛した過去を大切にし、彼を待ち続けた。

 

誰のどの感情もあの状況下ではおかしくないし間違っていない。

ただ、ただ、全ては戦争のせいであって、あの結末は誰のせいでもない。

 

キムのこれからを願えない分、私はエレンを心配してしまう。

これから彼女はどうやってクリスと共に生きていくのか。

キムの最期を目の当たりにして、そこに寄り添うクリスを目の当たりにして、そしてその2人が愛し合って生まれたタムとどう生きていくのだろう。

 

きっと、クリスはエレンを幸せにできない。

どうか、どうか、エレンに幸せでいてほしい。

クリスの隣にいようと、クリスに幸せにしてもらえなくても、エレンはエレンで幸せでいてほしい。

その隣にどうかタムもいますように。

 

 

この話は共感できるかどうかではなく、

こういう状況が存在していた事実を知る事が大事だなと思った。

ミスサイゴンを観て、何を感じ、何ができるだろう。何もできずとも知らないより良い気がする。

 

 

今、まさしくベトナム戦争と同じようにロシアでは武器を持って闘ってしまっている。

ミスサイゴンを観て、改めて戦争は何も生まないという事を感じ、一刻も早く武器を下ろしてほしいと願っています。

 

ミスサイゴンを今上演し、観劇する事ができ、

改めて色んな事を考える事ができて良かった。

 

多くの人にミスサイゴンが届きますように。

 

 

帝国劇場 ミュージカル『ミス・サイゴン』

 

さやちゃんのこと

 

 

 

あの日からぷつっと時間が止まってしまっているように思えるのに、

時間は確実に進んでいて

改めて時間は怖いと思う

 

 

あれから私は全部のTwitterアカウントをログアウトして、たまにInstagramを開き(Instagramのパスワードいつも分からないからそのまま)

 

大半の時間を活字だけを目と頭で追い、それ以外は仕事だけをして、

ただ生きている。

 

 

このブログはただの備忘録

色んな感情を忘れたくない。

 

 

私はまだ受け入れられていないし

実感も湧いていない。

 

どうしようも出来ないのに、

どうしたら良いか考える。

でも分からない。

 

その繰り返し。

 

寝て起きたら夢だったんじゃないか、と

何度も、何時間も寝た。

どうしたら良いか分からずただ寝た。

 

 

でも何も変わらない。

夢ではない。

 

夢であってほしかった。

 

 

今はただ分からない、それだけ。

それだけしかない。

 

 

 

 私は、多分彼女の「良いファン」ではなかったと思う。

(名前を呼ぶのも苦しいのでここでは彼女と明記させてください)

2年前の離婚云々の時、

私は距離を置いたし、

吐かなくていい嘘のようなものに傷付いた。

 

でもきっとそれは彼女も同じ。

ファンである私以上に傷付き苦しんだと思う。

 

精神面で強い訳ではない事を知っていた。

だからこそ、私は一度離れるべきだと思った。

後悔はしていない。

 

ただ、あの頃私も荒んでしまったので

悪態をついてしまった。

それは後悔している。きっと一生拭えない後悔。

仕方なかった、と言えばそれまでだけれど、

それでも、今思うと苦しい。

 

前述の通り、一度離れた事は後悔していない。

離れた事で、彼女の舞台を観なかった事で

彼女の凄さを改めて感じる事が出来たから。

 

どんな事があろうと何があろうと

彼女は「永遠のヒロイン」だと思った。

 

それはきっと、彼女が死に物狂いで手に入れたモノ。

必死に必死にもがいて、苦しんで手に入れた場所。

だから私はこれからも彼女の凄さや魅力を話して生きたいと思う。

 

 

 

 彼女のファンとして離れてから2年、

私は一度も舞台を観にいけなかった。

それはコロナがあった、というのもある。

 

でも、何故だろう、どうしても「マイフェアレディ」だけは観なくてはいけないと思った。

 

どうにかして絶対いかなきゃ、と思った。

何故だかは分からない。

 

でも、結果として、

観に行って良かった。

観に行けて良かった。

イライザと私を繋いでくれてありがとう。

 

結局、私はいつだって彼女に生かされている。

アナ雪を始め、ダンガンロンパ、キューティブロンド、バスティーユの恋人たち、、

 

アナ、江ノ島盾子、エル、オランプ、

彼女の演じる人物はいつも色鮮やかで

私の心を奪っていく。

 

 

貴方の演じる人物、皆大好きだけど、

特にエル•ウッズが大好きよ。

明るくてポジティブでいつも前向いて突き進むエルが大好き。

天真爛漫で楽しそうにお芝居をする貴方が大好き。

 

彼女がいなければ出会えなかった人達。

何より、彼女がいなければ私はミュージカルに出逢う事もお芝居に魅了される事もなかった。

私に色んな世界を見せてくれてありがとう。

 

 

全部貴方のお陰。

貴方がいなければ見る事のなかった景色。

 

ありがとう。

ありがとう。

それからごめんなさい。

どれだけの感謝も謝罪も伝え切れない。

 

私に大好きと言う資格はないかもしれないけど、

私は女優神田沙也加が大好き。

今までもこれからも大好き。

 

寒いよね。

あったかくしていっぱい寝てね。

いっぱいがんばったからいっぱい休んでね。

 

いつかまた私と出逢ってください。

 

 

2021.12

1ファンより

ヲタクな私の話

 

 

私のヲタク論(?)について語ろうと思いブログを書き始めます。

 

 

 

最近もやもやしてたんです。

私は何のヲタクなのか分からないから。

私ってただのミーハーなんじゃない?って

ちょっと悩んだりもした。

 

 

私1つの作品や俳優さんとかを追求して

「ずっと好き!!!これが1番!!!」

っていうのが1番ヲタクとして良いんだと

思い込んでたんです。

 

なのに私自身は色んなアニメや漫画ドラマ映画舞台を見ていて、こんな定まらないヲタクってヲタクなのかなって。

そんな自分が好きになれなくて嫌だなって思ってた。

 

 

 

 

でも私は沢山の作品と出会ってる。

沢山の作品と出会って沢山の感情とも出会ってる。

それって嫌なこと?

そう問いかけると、違うなって。

 

 

沢山の作品と出会って嫌な思いしたことないな。

むしろプラスでしかないな。と。

 

 

私は1つを追求するより沢山の作品や役者さんと出会いたい。

沢山出会って沢山の感情と出会って、

全部自分の糧にしたい。

 

 

 

そこで気づいたのは、

私はきっと誰かが紡ぐ物語が好き。

「物語ヲタク」だということ。

 

 

そう思うとゲームが得意でないこと、

数学とかの理系が得意でないこと、

に納得がいったというか言い訳ができたというか笑

 

 

そして自分自身の好きなモノを自分で認められた気がする。

 

 

 

私は生まれてからずっと「物語」が好き。

幼稚園児の時はずーーっと絵本を読んで、

小学生の時はヤングアダルト文庫と少年漫画を読み漁った。

中学生になると近代小説を読み漁って生きる気力を貰った。

高校生の時に演劇での物語のアプローチの面白さとアニメの面白さを知った。

短大生の時は時間さえあれば映画館に行った。

 

 

私の人生に欠かせないモノは「物語」

あーずっと私はブレずに生きていたんだなって思いました。

 

 

その時の状況や心境によって「好き」だと思う作風も演者さんも違う。

 

それで良い。

 

 

何年か経って

「あーこの役者さん好きだったな」

「この作品めちゃくちゃ好きだったな」

「なんでだろ笑」

 

ってなるのも面白いなって。

 

 

好きって進化もするけど後退もする。

進化する好きはとことん進化させたいし

後退してしまった好きはきっとその場に置いてきてしまう。

でもいつか振り返った時絶対その好きはその場にあって、絶対なくならない。

 

「好き」だった感情はなくならない。

大事に大事に置きっぱなしになる笑

 

 

それで良いな。それが良い。

私は大事に大事に置きっぱなしにするものが

沢山あっていたい。

だから沢山出会う。

沢山出会って沢山置きっぱにしたい。

 

 

だからこれからも大事に大事に置きっぱなしにするものを沢山増やして、生きて行こうと思う。

 

 

 

そんなヲタクな私の話でした。

 

相変わらずボロボロな文章に

最後までお付き合いありがとうございました。

文章たくさん綴ってたくさん読んでもらってたくさん成長したい今日この頃。

 

 

 

 

 

宝塚歌劇団星組公演「ロミオとジュリエット」の話

 

星組ロミオとジュリエット

3月7日15:30公演をライブ配信で観劇しました。

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見終わってから余韻の中から抜け出せず

ツイートたくさんしても抜け出せず

この想いの丈を全部言葉として残そうと思い立ち

ブログに綴ろうと思います。

 

 

何を文章化したいのかというと

星組ロミジュリの解釈、見え方、表現力の高さ

について。

 

その中で何を綴りたいかというと

 

 

 

(全部書きたい事綴れるのか不安しかない)

 

長くなりますが、良ければお付き合いください。

(上の目次?の読みたいとこ押して貰えればそこに飛べるので部分部分だけでも読んでくだされば嬉しいです)

 

 

 

 

①圧倒的な礼真琴、舞空瞳

 

全編通して、この2人は最強だなと。

この2人はお互いコンビになる為に生まれてきたなって思う。

「運命の2人」が宝塚を通して出会った感じ。

きっと、どんな関係性であれ前世も来世も出会いそうだなと思わせる2人だなって舞台に立つ2人を見て思った。

 

 

礼さん演じるロミオは、純粋無垢で恋に恋してる、でも多分ものすごく頑固で頑固だからこそここまで純粋に生きてこられたんだろうなと見ていて感じた。

ただ、環境が特殊なだけで、ロミオ単体で見るとロミオってすごく普通の男の子なのよね。

 

普通を演じる事って1番難しいことだと私は思っていて、上手くない人が演じるとわざとらしく計算高く見えてしまう。

 

それを、全く違和感なく、礼真琴さんってこういう人なんじゃないの?って見てる人を思わせるくらい自然体でお芝居していて、この人はわかる人にしか分からないレベルの高い芝居してるなって思って鳥肌が立った。

 

舞空さん演じるジュリエットは、まだ恋した事がないお話の恋に憧れる女の子

ここまでお話に恋焦がれるってことはきっとこれまで両親を見てきて、あまり良い思い出がないのかもしれないと感じた。

それでも純粋に伸びやかに育ったのは乳母のお陰なのかな〜って。

 

常にオーバーリアクションに見えるけど、

多分オーバーなくらいが16歳らしくて可愛い。

しかもそのオーバーリアクションな感じに違和感も不快感も与えずそこさえも可愛く見えるっていうのが舞空さんの凄いところ。

しかもロミオよりちょっとガツガツな感じがまた更に恐れを知らない16歳らしくて、舞空さん自身まだ10代なんじゃない…???と思わせる16歳ならではのガツガツ感と愛らしさをこれまた違和感と不快感を与えずに演じきってるのに脱帽しました。

 

 

 

そんな凄い役者さんが演じるロミオとジュリエットが出会ってしまったら、そりゃすげぇやばいに決まってる。

何もかも通り越して「可愛い!!!!」って感情しか出てこないくらい。

 

 

日本語がそろそろまとまらなくなってきたので、星組、トップコンビのロミオとジュリエットは最高でした……

 

 

 

 

②純粋さ優しさ故に黒く染まってしまった瀬央ティボ

 

 

こんっっなに感情が、見ている側に流れてくるティボルトは初めて、、、

 

「俺の正義感は大人たちによってねじ曲げられた」

「本当の俺じゃない」

「復讐の手先になんかなりたくなかった」

「気持ちを押し殺してきた」

この辺りがすごい心に響いてきて、

ここ聞いていて、あ、この物語の中で1番純粋で優しい人はティボルトなんだなって。

 

1番純粋で優しいからこそ、大人達によって

黒く染まってしまったんだろうな〜って。

 

従姉妹だから、とジュリエットを諦めたくて

そしてきっと最初はジュリエットへの気持ちを信じたくなくて、あんなに色男になったんだろうなぁと思って切ない気持ちになった。

 

ここからは私の想像する、違う世界線のお話。

きっと、違う世界線ならロミオ、マキュ、ベンボ、ティボって仲良くなってただろうなって。

きっとその世界でもティボルトはジュリエットが好きだろうな。

皆きっと応援してくれるんだと思う。

でもきっと知らず知らずの内にロミオとジュリエットは出会って、恋に落ちて。

またティボルトはジュリエットと結ばれず、

敵も味方もない世界なら、きっとティボルトは切ないながらも2人を応援して、祝福してしまうんだろうなぁ…(とか考えていたら脳内でOfficial髭男dismの「Pretender」が流れてきて、歌詞が沁みて沁みて泣けてきた)

 

とか想像して泣いてしまうくらい優しく切ないティボルトだった。

こんなティボルト初めて出会った……

 

 

 

③天華マキュのロミオへ対する兄弟のような想い

 

これは完全に観劇した時感じたものなので

色んな感じ方があって当たり前なので

私なりの解釈です。

 

 

マキュはきっと、ロミオを兄弟の様に大切にしてたし、大好きだったし信頼してた。

そして、誰よりもロミオを心配してたんだろうなって。

女遊びも、恋人も好きな人も作らないロミオが心配で、だからキャピュレット家の仮面舞踏会に誘ったんだろうなぁって。

多分、ジュリエットとの事、話していたらマーキューシオは怒りながらも最後は応援してくれたんだろうな。

 

いつだって、何があってもきっと相談し合ったりバカ話してきただろうに。

 

でも、噂で「ロミオとジュリエットが結婚した」って聞いてしまって、でも、それでもロミオの口から話してくれるのを待っていたんだろうな。

話さず素通りされたの、すごく悲しかったんだろうな。

 

怒っていたのは「話してくれなかった」事に対してなんだろうなぁ。

だから死の間際「ジュリエットを愛し抜け」って言ったんだろうなぁ。

 

ロミオは、優しい人達に囲まれて育ったのが垣間見えた瞬間でした…

 

 

 

有紗さん乳母の大きな愛

 

 

有紗さんの乳母は本当に愛おしい。

愛おしくて愛おしくて抱き締めたい。

ぎゅーって。

 

きっと、何よりも誰よりもジュリエットを愛してる人。

ジュリエットが真っ直ぐ純粋に育ってきたのはきっと、ばあやのお陰。

ばあやがたくさんたくさん愛を注いでくれたんだろうなと見ていて感じた。

ばあやがいなかったらジュリエットは両親の悪い影響を受けて、心がねじ曲がっていただろうな。

 

ジュリエットの幸せをただただ切に願っていて。

願っているからこそ、「パリスと結婚なさい」とジュリエットからしたら嫌な、悲しい事も言う。

でも愛故に。

でも、幸せを願っているからこそロミオとの事を誰よりも応援して、手助けしてくれる。

 

ジュリエットを大切に想っていてくれる人がいてくれて良かったと見終わってとても思った。

 

この優しくて強くて逞しい乳母は有紗さんの演技力の賜だわ、、、涙なしでは見れない、、、

 

ジュリエットは若さ故にロミオしか見えていないが故に乳母の愛も優しさも半分くらいしか理解してなくて、だからこそ切なくなる。

 

 

 

⑤愛月さんの死

 

 

何から書けば良いのかわからないな…

とてもとても凄くて、言葉にならない。

 

視界に入ってくる度にぞわぞわしたし、

死を生むことでそれが死にとって生命になる感じがあって、人間は死ぬ為に生きてるのかなぁなんて思った。

 

全編通して、死は大きくも小さくもない存在感が変わらずずっとあって、それって死と生はずっと隣り合わせで、いつ生きるか、死ぬかなんて誰にも分からないってことなのかなって。

 

 

歌もセリフもない、ダンスだけの表現でここまで考えさせるなんて、なんて恐ろしい表現力なのかしら…

かっこいい役ではなく、ダンスのみの役で見る人全てを虜にする愛月ひかるさん恐ろしや…

 

そしてなんでB日程は通し映像化しないのかしら…(何度でも言う)

 

 

 

⑥ラストの解釈

 

 

本編ラストの解釈です。

あれって、見てる側からしたら全部見てるので

ジュリエットが死んだと勘違いして、薬を飲んで自害したロミオと、目を覚ました時ロミオが死んだ事に気付いて、後を追う様に死んだジュリエット」ですが、

 

よく考えたら神父様はそこを見ていない、知らない訳で。

そうなると

ジュリエットが目を覚まして再会して2人は、生きている限り結ばれることはないと悟り、天国という名の遠くへ旅立った

に見えてるのかなって。

 

でも神父様がそう解釈したからこそ、キャピュレット家とモンタギュー家は和解できたんだろうな。

ロミオとジュリエットは、大人達の犠牲になって死んでしまったけれど、彼らの死は和解できたという点において少なからずマイナスにはならないんじゃないかな。

彼らは明るい未来を、未来に生きる人たちのために作ったんだなぁ。

と私は解釈しているので、少なからず私にとってはロミオとジュリエットはバッドエンドではないかなって。

(そして、あの場でばあやが泣いているのを見る限り、計画の話を神父様から聞いていたのかな…そう考えると切ないな…)

 

 

 

 

⑦フィナーレのデュエダン

 

 

圧巻でした…

もはや目で追えない…

配信なのに目で追えないって何…???

デュエットなの…???

人間ってあの速さで揃うんですね

 

首席コンビあな恐ろしや…

レベルが高すぎて、

これから宝塚見たいなって言う人に

1番最初に星組はやめておきなって言ってしまいそう

 

星組のダンス力、演技力、表現力のレベルは

最高級に高すぎて、基準が無意識のうちに高くなってしまう…

 

いつか生で見てみたいものですね。

 

 

 

 

 

 

 

4000字近く書いてしまいました…

飛ばし飛ばしでも全然構いません…

全部読んでくださった方には土下座したいです。

 

 

 

こんなに長々と書いて、何が言いたいって

星組が最強」

って話なんですよ。

 

あまり多く観劇していないのでこんな事大きな声では言えないけれど、星組

「新世代宝塚」

ってイメージ。

 

これからもっと色んな組の公演を見て、もっと宝塚沼を深めて行きたいと思います。

 

拙い文章を読んで下さりありがとうございました。

そして、宝塚のファンの方とお話できたら嬉しいなぁと思っているので、みつ (@Oharu___14) | Twitter

にリプライや、この記事にコメントしてくださったら幸せです…

 

 

ヴァイオレットエヴァーガーデンが凄いよって話

 

 

ヴァイオレットエヴァーガーデンご覧になりました?

 

観た方いらっしゃればぜひコメントください。

お話したいです。(話したくてたまらないくらい好きが溢れてます)

 

鬼滅の刃」の勢いがすごすぎて、どうしても影に隠れてしまうのですが、これは本当に本当に素敵な作品だと思います!

ヴァイオレットエヴァーガーデン歴短いですけど笑

断言しちゃいたいくらい!(価値観の違いとか考えてしまって断言できない臆病者)

 

 

特に、アニメをあまり見ない方にも見てほしい。

アニメを見ない理由はそれぞれだと思うけれど、

私は「現実味!!どこ!!」と思ってアニメから遠ざかっていました(中高はゴリゴリのアニヲタ)。

 

今年に入ってから久々にアニメを見始めましたが、

前述通り「現実味」はないかもしれない(作品による)

でもたくさんの愛があることに気がつきました。

 

今年見た中でオンリーワンに愛があると思ったのが紹介しようとしている

ヴァイオレットエヴァーガーデン」です。

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以前から、この作品がすごい!というのは

映画館などにいるとよく聞こえてきました。

それを聞いて私は

「でもどうせアニメだし。」

「女の子が戦争とか現実味ないし。」

と否定するような事を思っていました。

(この時の私をぶん殴りたい)

 

 

ですが、今年色んなアニメを見て、京アニ作品も見て、「あぁ、アニメって凄いんだなぁ。世界が認めてるだけあるなぁ!(単純)」と感動して、

その流れで「ヴァイオレットエヴァーガーデン」に出会いました。

全13話一気見しました。

結論から言うと、泣いた。涸れる程。

体内にある水、全部なくなってしまうんじゃないかって勢いで号泣して、顔がぼろぼろになりました笑

 

 

その勢いでそのまま映画を観に行き、泣いた。

泣かないという選択肢はないです。できないです。

どうしようもなく惹かれてしまう。

この作品は凄い。

 

 

私は「人が死ぬから泣ける」作品があまり得意ではありません。

(学生時代、幼馴染に人が死んでるんだから泣くのは当たり前でしょと言われて妙に納得してしまったんです笑)

 

なので極力避けてきました(つもり)。

 

この作品も、人は亡くなる。

 

でも"愛"や"想い"がある。

 

たくさんつまっている。

 

人は姿を消してしまっても、想いは残る。

誰かの胸の中で消えずにそこにいる。

それを改めて気づかせてくれる作品。

 

作品について長く語ってしまう前に、あらすじを。

 

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー

 

主人公、ヴァイオレットは戦時中「武器」として扱われていた。終戦直前彼女は、両腕を失う。

終戦後、彼女が目覚めた時、ギルベルド少佐が近くにいないことを知り、絶望する。

その後、ギルベルドの友人であるクラウディア•ホッジンズによりヴァイオレットは彼が経営する郵便社で働くことになる。

そこで彼女は手紙の代筆の仕事、自動手記人形、通称ドールという職業を目にし、

ドールになりたい。と志願する。

「愛してる」を知りたい。少佐が最後に言った、意味を知りたい。その一心で彼女はドールになる。

ヴァイオレットはドールとして、人としてどう成長していくのか。

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー

 

 

このお話は、ギルベルトがヴァイオレットに「愛してる」を言ったことから始まります。

これがこの物語、全ての鍵になります。

ヴァイオレットがこの言葉をどう理解し受け入れていくのか、そしてその鍵を掴み、開けた扉の向こうには何があるのか、というヴァイオレットという女性の人生を描いた物語です。

 

 

原作は少し、少しだけストーリーや結末が異なります。

ですが、どちらのストーリーも結末も納得がいくのでどちらも好きです。優劣付け難いです。

好きなのです。

 

でもやっぱり感情とか心情が明確に見えるのは原作なので、アニメ見た後に読むと、もっと「大バカ野郎〜!!!」って思います。(映画観た人にしか伝わらない)

 

 

 

登場人物一人一人掘り下げていきたいんですが、

全部ネタバレになってしまいそうなので切ります笑

 

でも、一人一人、愛があって、優しさがあって、温かさがあって、誰一人悪い人がいないんです。

登場シーンは「あらやだこいつ😩」みたいな感じの人も、実はとっても優しくて、ただ少し不器用なだけだったり。

 

不器用なところもちょっぴり意地悪なところも愛おしいと思わせてくれる、この世界観、とても好きだなぁと思います。

完璧じゃないけど、完璧じゃないからこそ人は人を愛おしいと感じるものなのかもしれないなとこの作品で知りました。

 

 

こんな文章で良さが伝わるのでしょうか…

ネタバレしてないでしょうか…

少しでも良さが伝わって作品を観ようと思ってくれる方がいたら幸いです。

 

 

3ヶ月くらいこの記事を温めてしまい、出す時期を誤ってしまった感があったんですが、日本アカデミー賞優秀アニメーション作品に選ばれた、ということで、このタイミングで失礼致します🙏🏻

 

 

最後まで読んでくださりありがとうございました!

 

 

 

春馬くんのこと

 

 

 

私にとって、きっと、一生、永遠に、忘れられない人だと思います。

 

言葉にするのも言葉に残すのも怖くて、前に進むのも怖くて、時間が進むのすら怖かったです。

 

でもそんな事も言っていられない。

時間は誰にでも平等で、考える時間が長ければ長い程、進む時間が速い。

 

寂しさも苦しさも大切にして、

迷いながらも言葉を少しずつ綴って頭を整理させたいと思います。

(私の記憶にあるその日の事を記録しようと思っているので関係ない事も入ります)

 

 

 

 

 

私が春馬くんのお芝居を初めて観たのは2019年春。

「キンキーブーツ」

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初演のチケットが取れなくて、観に行きたくて、再演が決まった時本当に本当に嬉しくて半年以上前からチケットを取っていました。

だからずっと楽しみで、2019年一番わくわくして、るんるんして、遠足行く小学生みたいに前日寝れなかったです。

 

当日、史上最高にうきうきしながら会場に向かって、人の多さに圧倒されました。

Orbって凄いや笑

あーんな大きなビルの上の方にあるんだもの。

凄いや。びっくりだわ。

帝劇よりびっくりしました。笑

 

 

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当日、3階席1列目ドセンターで。

オペラグラスあればめっちゃ見やすいんじゃん?って思ってたらオペラグラス忘れて笑

慌ててホワイエでレンタルしました。

(このレンタルしたのが!良かった!とっても!

劇場サイズに合わせたオペラグラスなので、

1階前方席で見てるんじゃないかという気分に

なるくらいよく見えて、

忘れて良かったと思いました(脱線))

 

上演が始まって、序盤はチャーリー(小池徹平くん)ターンなので、少しそわそわしつつも、

やっぱ小池徹平くんのお芝居素敵だなぁとか

成美さんの歌声好きだなぁとか、

ソニンさんあんまりない珍しい役で可愛いなぁとか

そんな事を考えていました。

 

そして、ローラが出て来ると、会場の空気が全部ローラに飲み込まれていく。

今、全世界の人がローラを見ているんじゃないかって気さえ起きた。

その位、ローラに圧倒されてしまった。

これ以上ないほど鳥肌が立った。

 

強くて、でも弱さもあって、人一倍愛に溢れていて、優しくて逞しいローラ。

この世でたった1人のローラ。

非難や偏見に立ち向かい、それでも尚、大きな愛と優しさで全員を受け入れてしまう。

目の前で繰り広げられる「キンキーブーツ」の世界に、ローラの人生に私は夢中になりました。

そして、春馬くんのあの歌声がローラの優しさや強さ、逞しさを更に大きくさせる気がした。

ローラも凄いけど、この役を演じた三浦春馬って人はなんて凄い役者なんだ!と。

 

チケット難民もたくさんいただろうに、

あの時間にあの場所に座ってあの世界を見ることができて、私はなんて幸せな人間だろうと。

 

嬉しくて、カッコよくて、私もこんな風に生きたいと願い、ぼろぼろ涙を零してしまいました。

 

数年前から、春馬くんの雰囲気変わった?って思っていたのはローラがあったからなんだなってこの時気づいて、ローラの偉大さと共にそのローラを演じ切った三浦春馬という役者を尊敬せざる負えないと思った。

 

キンキーブーツメンバーの方々や観劇した方々の写真を見ると、いつでも笑顔で楽しそうに写ってる春馬くんがいて、ああなんて素敵な人なんだろう、なんて優しい気遣いができる人なんだろう、と春馬くんの人柄がたくさん見えて、私は春馬くんを尊敬したし、大好きになった。

 

 

次に春馬くんに会えるのはいつかな、春馬くんのお芝居が早く見たいなとわくわくしながら迎えた2020年。

 

 

 

 

 

今でも鮮明に覚えている。

2020.2.15

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特別なゲスト、誰だろう、きっとあの人だよね、でも違うかも、そわそわわくわくそんな気持ちも覚えている。

 

 

春馬くんの写真が画面いっぱいに出てきて、名前がどんっと現れた時の、あの会場の空気。

そして今まで聴いたことのない、全身から全てのプラスの感情が溢れ出た、喜び、嬉しさ、幸せの歓声。

 

音楽が始まると同時に奈落からぽんっと現れた春馬くん。

その時の顔は、聖母マリアのような、優しく、穏やかで、尚且嬉しそうに幸せそうに、有難うと言っているようなそんな笑顔でした。

そんな笑顔を見た時、見ている私も幸せも嬉しさも楽しさも貰って同じ様な顔をしていたと思う。

 

優しく、切なく穏やかにバラードを歌う姿。

後輩と目配せをして微笑んでいる様。

仲間が大切で、大好きだと伝わる、今まで見たことがないような幼い笑顔。

皆と楽しそうに歌って踊ってジャンプしている姿。

見ていてこっちも嬉しくて幸せで、あったかい気持ちになりました。

 

そして、こんなにも知らない表情が沢山あったのか!って驚きました。

また、春馬くんに魅了されてしまったなぁ好きが増し増しになっちゃったなぁって思いました。

 

アンコールで春馬くんがパーカー着てるの見て、終わった後にパーカー買っちゃったくらい。

 

 

春馬くんに会うのもそうだけど、

春馬くんのお芝居がもっと観たい!って思って、

3月に上演していた「ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド」も観に行く予定があって、

でもコロナの影響で観に行くはずだった公演がなくなって、悲しさで途方に暮れていました。

 

でも12月に私の大好きな愛希れいかさんと

とっても素敵な歌声に魅了されてしまった海宝直人さんとの共演「イリュージョニスト」が上演されると知って、嬉しくてたまりませんでした。

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しかもオリジナル作品の世界初演

こんなに幸せな事はない!

また春馬くんのお芝居や歌が見れるし何よりちゃぴさんとの禁断の恋!!テンション上がらない訳がないんですよ。嬉しくて嬉しくて、テンション上がりまくって色んな人に言いふらしました笑

 

 

 

(感情の起伏が激しくて申し訳ない)

今となっては、とても複雑です。

この舞台が、誰かに代役を立てて上演して欲しい気持ちと、上演せずに伝説化(?)して欲しい気持ち。

 

前者は、きっと誰を代役としても春馬くんだったら…って考えてしまってあまり良くない。

後者は、春馬くんの想いを無駄にしないで上演してほしい気持ちもある。

 

どちらを取っても複雑。

 

あれからまだ何も公言されていないので、発信があるのを待つばかりですが、どちらの決断を出しても、それは春馬くんを想っての事だと思うし、観劇者からしても最善の決断なのではないかと思います。

 

 

 

 

 

そして、7月18日12時頃。

 

フォロワーさんのツイートで

 

「春馬くんウソでしょ?」

 

の文字。

 

 

何の事が分からなかった。

 

調べてもまだ記事が1つしか出てこなかったから、

フェイクニュースだと思った。

 

でも時間が経てば経つほど、記事やTwitterのトレンドにたくさんの三浦春馬と彼の文字と隣にあってはならない文字がたくさん出てきた。

 

嘘だと思いたくても、嘘とは思えない記事の数やツイート数。

 

 

その日の事はあまり覚えていなくて、

色んな人が「信じられない」と言っていた事だけは覚えていて、

何もかもが信じられなくて、2〜3日Twitterを見ないようにしていました。

 

仕事はしていても、ふわふわしてしまっていたし、お家にいても、春馬くんの事ばっかり考えていました。

 

1週間経って、ようやく、

 

「春馬くんはこの世にいない」

 

という事を実感し出して、この時初めて涙が出ました。そして、同じタイミングで城田優くんが春馬くんに関する投稿をしてくれたので、

「ああ本当なんだ」と改めて実感して、

苦しくて、切なくて、自分でも驚く程に溢れる涙が止められなかった。

 

春馬くんの時間は止まったのに私の時間は進み続けている事が怖かった。

いつか春馬くんの年齢を越してしまうのが怖かった。

春馬くんが過去の人になる未来が怖かった。

春馬くんを知らない人がこれから先出て来るのが怖かった。

 

春馬くんの事、全てが怖くて堪らなくなりました。

 

 

何もかも怖くなって、そして前が向けずに、一瞬、ほんの一瞬、死しか見えなくなって、

 

あ、まずい。このままじゃ生きられない。

 

って自分で驚いて、思い直して、

今私は生きている。

 

一度、止まる事は大事だけど、前を向かなすぎるのは危険なんだと知りました。

何もかも怖くて、いまでも怖い。

 

でも、これから先、誰が春馬くんの事を伝えていけるかって、今生きてるこの時代の人なんだなって。

 

春馬くんを知ってる人はこの世に沢山いて、

多分知らない人はほとんどいないんじゃないかって位。

 

だから1人くらい欠けたって。じゃないなって。

 

もっともっと、多くの人に知ってもらえる人だ。

もっともっと、多くの世代の人に愛される人だ。

誰か1人が知らない人に伝えて、その人がまた伝えて、10人が知って、20人が知って、

 

もっともっとたくさんの人に知ってもらいたい。

 

私はただの1ファンで、ただのしがない会社員でしかないけど、そう思いました。

 

 

春馬くんの為に死を選ぶ、ではなく、

春馬くんを伝える為に生を選ぶ。

 

今、私に出来る事ってそれしかない。

 

ああ、この世から姿が見えなくなっても尚、

力をくれて、新しい気持ちも知ることが出来て、春馬くんってなんて凄い人なんだろう。

 

 

ありがとうって気持ちしかないです。

 

 

いつどこで春馬くんの生まれ変わりに逢えるか分からない。

だからたくさん、色んな人や、モノにありがとうって伝えようと思います。

 

それがきっと良い方向に私を向かわせてくれるのではないかと信じて。

 

 

2020.09.22

 

終。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4000字以上もあるこんな長い文章を読んでくれてありがとうございました。

本当に本当に有難いです。

気持ちを整理したい一心で書いたので、文章が上手くなくて時系列も少しばらつきがあって申し訳です。精進です。がんばる。

また楽しい文章書きます。その時はまた読んでください。よろしくお願いします🙏🏻

 

 

 

 

芝居と出逢って人生が180°変わった私の話



私がお芝居に出会った話を

勝手に1人で語りたい!と思ったので

ブログ始めてみました。



そんな大した話でもないので

暇で暇で仕方ない時に読んでください笑




お芝居を認識したのは


いつなのか正直全く記憶にありません笑


でも幼い頃から文章に感情を乗せて読む事が好きでした。


そして小学5年生の時。


クラスメイトの作文で私は


「芝居」に出会いました。


その作文は「将来の夢」。


彼女の夢は「声優」になる事。


ナレーションのお仕事がしたい。と綴っていました。


その夢の為に今している事は


「小説やマンガを音読する事」。


その話を聞いた時、


私は「何それ楽しそう!」


と純粋に思いました。






家に帰って直ぐに手近にあったマンガで


音読を始めました。


音読をしていて、


「私がやりたかった事はこれだ!!!!」


と断言できるくらい自分の中に


すとんと落ちてきました。





そしてそんな時、出会ったのが


「好きです鈴木くん!!(池山田剛,小学館 2008-2012)」


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(私の小中学時代のバイブル笑)




お芝居をしているサヤカちゃんに


めちゃくちゃ惹かれました。


自分自身がとても嫌いだった私は


「自分ではない自分でいられる」


という事にとてつもない魅力を感じました。





中学に入ったら演劇部に入るんだ!


と心に決めて中学に入学しましたが


当時外部で習い事をしていた私は


母親に


「運動部に入らなかったら辞めさせる」


という脅迫を受け笑


泣く泣く運動部に入部。


(人間関係が上手くいかなくて運動部途中退部したけど)



演劇部入部を諦めた私は中学を卒業するまで


「好きです鈴木くん!!」を


音読し続けました。





そして高校に入学。


祖母叔母と同じ高校に行きたくて


ただその一心で高校に入学しました。



演劇の強豪校とも知らず。

(今後の伏線とかではないです。ほんと特にこの言葉になんの意味もないです笑)







入学してからというもの、


演劇部に入る!と決めていたけれど、


なかなか体験入部に行けない私。


なんせ友達がいないからね!!!


怖い!!


演劇部の先輩もテンション高めで怖い。


クラスメイトに


入学してすぐ演劇部に入部し


すぐ先輩と仲良くなった子がいて、


怖い!!!!と思いました。


(実際は全然怖くないですほんと。ただのハイテンションオバケです。)


その後、色々あり(そんな長ったらしく書けないもんね!)


超絶臆病な私は一大決心をして演劇部に入部しました。



そして私はここで


演ずる事の楽しさを知りました。





演劇部同期は私含め7人。



結論から言うと誰一人欠ける事なく


3年間を終えました。



演技に関して、


自分達でいうのも何ですが


「演技力の高い学年」でした。









ただ、大会に運がない学年でもありました。




大会に運がなかった故にぶつかる事も


多々ありました。


でも、私はこの7人が好きでした。


この7人でお芝居してるのが


人生で一番楽しかった。



一番恥ずかしい思いをしたのも演劇部。


一番悲しい思いをしたのも演劇部。


一番テンションが高かったのも演劇部。



私の人生の全て。



演ずる事が楽しい!!!!


と思わせてくれた先輩や先生。


同期と後輩。






1人で芝居をする、事も楽しかった。


でも沢山人がいてこそ楽しい。





そして私は演劇を、芝居をもっとやりたい。


と思うきっかけになった作品に一気に出会いました。



大竹しのぶさんの一人芝居


「売り言葉」(シスカンパニー,野田秀樹演出,2002)


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顧問の先生が映像を持ってきてくれて、


この作品を見ました。


終始鳥肌が止まりませんでした。


1人で何役も演じ、1人で芝居をなり立てる。


うわぁ!!!!って頭を殴られたような感覚


に襲われました。


しのぶさんみたいなお芝居がしたい。


と闘争心のようなものがふつふつと。



今でもこの舞台のあるシーンの台詞は覚えています。



そして、



「永遠の0」

(原作百田尚樹,監督山崎貴,2013)

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ラストシーンの目の芝居。


井上真央ちゃんのセリフのない芝居。


衝撃的でした。


言葉ではなく、心に響く芝居。


生涯忘れられない作品です。







そして、私は彼女に出逢います。








黒木華」ちゃん。


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今でも愛して止まない黒木さん。


しなやかで柔らかな動き、


台詞の1つ1つに愛がある。



よく「運命の人には16歳までに出逢ってる」


と聞きますが、


私は黒木さんこそ


私の運命の人だと思っています。




(黒木さんについてはまた追々語らせてもらいましょうか)




この

演劇部、

大竹しのぶさん、

永遠の0、

黒木華さん


との出会いによって


私の人生は180°変わり


芝居なしでは語れない人生


になりました。





この出会いで


私は様々な役と出会い、共に生きました。



村娘から奥さん、兵士から先生。



様々な人生を生きさせてもらいました。



とにかく演ずる事が大好きで


高校を卒業したら、


演劇を学ぼうと思っていたくらい。



ただ、言い訳になるかもしれないけど


家庭の事情からそれは叶わず。


私は地元の短大に通い、地元に就職。







短大では、少し演劇から離れて、


授業とバイトに追われる日々でした。



しかし、どこからか


私が元演劇部だと聞きつけた


演劇サークルの子が


「卒業公演の助っ人来て!!!!!」


と。



そんなこんなで(?)私は先輩方の


卒業公演に助っ人として乱入。



(私が貰ったどの役も頭おかしすぎて乱入が一番しっくりくる)


そしてそのまま演劇サークルに残留。




短大でまたお芝居に触れた事によって、


やっぱりお芝居するのって楽しい。


プロの舞台に立ちたい!


と思うと同時に


どうしても自分の外見に自身が持てない。




理由は(中学時代の諸々は端折りましたが)


実は男子から壮絶ないじめを受けていた事が


一番大きな根元。



(暴力ではなく言葉のいじめ)



私は今でもこの頃に受けた傷と


闘っています。




いつかこの傷との闘いに終止符が打てたら


またお芝居を始めようと思います。





その為に、お芝居の勉強だ!


と始めた観劇。



それがいつしかただのオタクに。笑


観劇オタクになった事で



人生が楽しくなった。


人生の見方が変わった。


視野が広がった。



そして、演ずる事を知ったお陰で


私の性格は180°変わり


驚く程明るくなりました。


私は今でも演ずる事を忘れていません。



私は今、


理想の私になる為に


「理想の私」を


演じ続けています。


(自分を偽ってる訳ではなく、


良い意味で)



お芝居は私の人生の全てです。


お芝居がなければ私はきっと存在しないでしょう。





そんな私の人生のお話でした。









ぐだぐだな文章。笑

ただの私の半生になってしまった。



こんなぐだぐだな話を


最後まで読んで下さり


ありがとうございました。


いつか華ちゃんに関して書きます。



おわり。